東京23区から和歌山市へ移動手段
東京-大阪間の移動(旅行・帰省)のお得な方法の記事はたくさんありますが、東京(23区)-和歌山市の情報はあまりなく、自分で調べた内容や利用経験をもとにまとめます。(2026年9月更新)
あくまで和歌山市(和歌山県北部)への移動なので、例えば南紀白浜アドベンチャーワールド(和歌山県の南端)へ行く場合は異なります。この場合は、羽田から白浜空港へ向かうのがベストです。エアラインはJALのみで便数も少なく、費用は新幹線より高くなりますが、空港からアドベンチャーワールドはすぐなので時間を大きく短縮できます。この場合はJALパックなどで白浜のホテル付のツアーを予約するのが一番安くなるでしょう。
最初にまとめ
- 和歌山市でホテルに一泊するなら、旅行会社のホテル付ツアーパックが一番良い選択肢になることが多い。新幹線+特急くろしお+和歌山のホテルがセットになっているものもあり、ホテル代を考えるとお得感がある。予約も一括で便利。
- 日帰りの場合は便の選択肢を多くするために新幹線EX予約の早割21ワイドか、ずらし旅(新幹線)が選択肢に。
- 実家等に泊まるのでホテルは不要という場合は、羽田発のStar Flyerの早期予約も選択肢に。合う便がなければ、新幹線EX予約の早割21ワイドを利用。
- 家から成田空港へのアクセスが良い方なら、成田発のピーチ・Jetstarは安価な選択になる。特にピーチの始発は以前7:45発だったものが8:30発に変更になったので、利用できる人が増えた
- バスはほとんどの場合、長い時間がかかる(10時間)上に、さほど安くもならないのであまりお勧めできないが、最後の新幹線が出たあとにも便があるので、最終手段に。大阪→東京については、サンライズ(寝台電車)という手もあるが、値段も高く、早めの予約が必要
飛行機
基本的に東京-和歌山市の場合は、飛行機と新幹線であまり所要時間が変わらないため(飛行機は待ち時間が多いので)、便数が少ない飛行機は不利なのですが、LCC等格安エアラインを使える場合にメリットが出てきます。
和歌山市へ飛行機で移動する場合、行き先としては関西国際空港(KIX)が最寄り空港になります。KIXは大阪の南部(泉南)に位置し、JRだけでなく南海電鉄にもつながるので和歌山市にアクセスするには便利です。
エアラインの選択肢
- ピーチとJetstarが成田(NRT)-KIX間を運行しています。LCCなので座席指定料金、持ち込み荷物等は別途なので注意が必要ですが、片道4,000円未満の金額になる場合もあります(諸経費除き)。ただし安価な便は基本早朝なので、自宅から成田空港まで移動可能かの確認が重要です。曜日によっても異なりますが、2026年9月時点だと、Jetstar(GK217)が7:40発、ピーチ(MM304)が8:30発(一部日程で異なるので注意)です。LCCはチェックイン時間に厳密なのでフルキャリアよりも早めの到着が必要です。
- Star Flyerは、羽田(HND)-KIXがあります。SFJ21便は8:45発(2026年9月時点)と、時間・距離的に東京23区内から使いやすいです。費用はピーチやJetstarほどは安くはないですが、一週間前までに予約すればある程度安くなります。予約が早ければさらに割引率が上がるので、予定が早めに決まっているなら選択肢としてありです。また、毎月最終金曜日の0時から、STAR FRIDAYというキャンペーンをやっており、最安で羽田-関西間が(最安で)7,000円になるので、予定日時が早めに決まっている場合はこれを狙うのが良いでしょう。ただ、HND-KIXはあまり7000円とかにはならず、だいたい7,900円ぐらいのようです。
- ANAやJALもHND-KIXがあります。上記キャリアよりは高いですが、こちらも1週間以上前に予約すると安くなります。一番安いもので新幹線(東京-新大阪)の価格約1.4万円より若干安い料金が設定されています。ただ、この安いプランは席数も対象の便も限定されるので、自分が使いたい日時に使えるかは要確認です。
鉄道
鉄道での移動は、東京・品川から新大阪までは東海道新幹線(のぞみ)で移動し、新大阪から和歌山市は特急くろしおでJR和歌山駅まで移動するのが最短です。和歌山市への移動には南海電鉄もあるのですが、新大阪経由での移動の場合、JRで行くのが費用の面でも時間の面でもお勧めです。
新幹線
基本的に東海道新幹線は割引があまりないのですが、2022年からEX早特21ワイドが設定され、21日前までに予約する場合、時間帯に関係なく東京-新大阪間が12,370円(2,350円割引)で買えるようになりました。早めに予定が立つ場合はこれが便利です。乗車の21日以上前であれば予約変更も可能です。ただし、繁忙期は利用できません。また他の便の自由席を使うこともできません。
JR東海から直接買う以外で新幹線で移動する手段としては、東京-大阪の新幹線パックツアーが旅行代理店で多数提供されています。ただし、ほぼすべてのツアーがホテル込みなので、宿泊無しでは使うのは難しそうです。金額は時期によって大きく異なりますが、最安でホテル一泊+新幹線往復で2.4万円ぐらいであるので、割引率はこれが一番高くなります。こういったツアーの新幹線は予約とは異なる号の新幹線の自由席に乗ることが出来ないだけでなく、予約の変更ができない場合が多いので注意が必要です(キャンセルは可能ですが、キャンセル料金が発生します)。
宿泊が必ずセットになりますが、例えば和歌山で泊まる必要がない場合でも、前日に大阪まで移動して、大阪で観光して一泊。次の日に和歌山に移動して、その後東京に帰宅という方法もありかと思います。
一部の旅行会社では、和歌山でのホテル宿泊付きのダイナミックパッケージも売っていて、和歌山でホテル宿泊が必要な場合は検討するのが良いです。以前調べたときは、日本旅行とJTBが和歌山でのホテルの種類が多かったです。ただし、新幹線の席の指定はできませんでした。
このほかJR東海ツアーズのずらし旅にも、東京-大阪間の設定があります。これは利用できる便が限定されますが、複数の選択肢から新幹線とホテルを選び、おまけ的なクーポンがついているというものです。以前は多くの旅行代理店を巻き込んで大々的に展開ており、その時は割引率も高く、宿泊なし(日帰り)も選択できる等、他のツアーにない魅力があったのですが、2026年3月ごろメニューが大きく減ってしまい、日帰りも選択できなくなってしまいました。
特急くろしお
くろしおのチケットは、e5489で購入可能な、前日・当日だけ予約できるJ-WESTチケットレスが安価で便利です。スマホで購入でき、紙の受け取りも不要なのでアカウントさえ作っておけば新幹線に乗ってから買うことも可能です。
くろしおが早期に予約でいっぱいになって乗れない、というのは帰省のピーク時でも見たことがないので、基本的に前日予約で問題ありません。なお、以前は自由席があったのですが、今は全車両座席指定です。
帰路:最終の新幹線を逃した場合
次の日の朝から東京で予定がある場合で、新大阪発の最後の新幹線(2026/9時点では、21:24新大阪発、のぞみ64号)を逃してしまった場合、考えられる方法としては大阪からの深夜バスがあるのですが、これは体への負担が大きいです。
また、サンライズという寝台特急が大阪に停車するので、これを使うことでバスよりはずっと快適に寝ながら東京に移動できますが、サンライズは昨今人気が高いらしく、当日いきなり買うのは難しそうです。
次善の作としては、いったん名古屋まで移動する方法が考えられます。名古屋までなら22:30発が最終の新幹線なので、これにのって名古屋まで行き、名古屋駅近くのホテルに宿泊し、次の日6:37発の、のぞみに乗れば8:12には東京駅に着きます。(ホテルの分、費用が増しますが)